第19回近畿外来小児科学研究会:開催日 2010-11-14
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演題
溶連菌感染による咽頭炎の診断と治療に関するアンケート調査報告
所属・演者
こうどう小児科  幸道直樹
抄録
 第17回の本研究会において上記アンケート調査を行ったのでその結果について報告する。
 参加者97名中アンケート回答者は62名でそのうち小児科医が95%であった。勤務医が25%、開業医が72%その他は3%であった。溶連菌感染の診断は主に迅速診断によるが65%、臨床所見によるが11%、同じ位の割合が21%であった。培養検査については87%の人があまり行っていないと回答した。抗菌薬投与については全員がほぼ全例に投与すると回答した。抗菌薬の種類はペニシリン系が多いと回答した人が51名、セフェム系が11名であった。投与日数はペニシリン系で平均9.9日、セフェム系では6.4日であった。治療後の尿検査は82%がほぼ全例に行っていた。その他自由記載を含めて詳細を報告する。

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