第11回日本外来小児科学会(2001年09月08日・宇部市文化会館(宇部市))

一般演題 42

外来患者におけるインターネットの医療情報の利用実態について

○西藤成雄(西藤こどもクリニック)


抄録

今日のインターネット(INET)の普及はめざましく、家庭においても様々な情報が簡単に入手できるようになった。医学の情報も例外ではなく、INETの情報を健康維持や疾病対策に利用している患者や家族は多いと想像される。本学会リサーチネットワーク(代表:伊藤雄幸先生)の協力を得て、平成12年5月に当学会員が所属する医療機関の外来患者に、健康・医療情報を利用した経験についてアンケート調査を行った。その結果、調査対象のNET世帯普及率は36.4%であった。INETの医療情報の利用経験がある患者は8.5%となった。今後家庭でINETの医学情報を利用する機会はますます増える事が予想される。主治医以外からも医学情報を学ぶ患者が増える事により、外来の診療の在り方に大きな変化も予想される。そして何よりもまずINET上での適切な医学情報の配布が望まれる。
KeyWords

インターネット、医療情報、外来患者
発表スライド
  1. 外来患者におけるインターネットの医療情報の利用実態について
  2. 方法と対象
  3. アンケート内容
  4. 通信機器の所持と利用者
  5. 利用場所と医療情報の閲覧
  6. INETの医療情報の感想
  7. INETによる生活の変化と将来利用
  8. 家庭で必要な健康や病気に関する情報
  9. 考案
  10. 謝辞

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