演題当院における複数ワクチン同時接種の経験所属・演者ふじおか小児科 藤岡雅司抄録当院では2004年4月から複数ワクチンの同時接種を実施している。2010年3月1日から6月30日までの4か月間には、2,522人に3,235接種を行った。同時接種は630回で、全接種機会の25.0%(630/2,522)を占めた。その内訳は、単独接種 1,892回、2種同時 552回、3種同時 73回、4種同時 5回であった。ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンが導入された現在、同時接種を行わなければ、乳児期早期に必要な免疫を付与することできない。当日は、行政側との交渉、保護者への説明方法、接種計画の立て方、接種の実際など、当院における経験を発表する。