第16回近畿外来小児科学研究会:開催日 2009-04-12
<< 前の演題 |この研究会のTopPageに戻る| 次の演題 >>
演題
幼児の咳嗽に対するハチミツの効果
演者
(株)せいきキタバ薬局 岸田一恵、村上肇   にしむら小児科 西村龍夫
抄録

 咳嗽で小児科外来を受診する患者は多い.そのほとんどはウイルス感染症に伴う症状であり,自然に軽快するが,小児の咳嗽は患児の夜間睡眠の障害となり,家族のQOLを低下させたり,不安感を高める結果となる.小児科では一般的に鎮咳剤や抗ヒスタミン剤,気管支拡張剤などが咳止めとして処方されるが,これらの治療が幼児の咳嗽を軽減するというエビデンスはない.また,突然死との関連が疑われているため,米国のFDAでは幼児への咳止めを中止するように勧告を出している.

 ハチミツの投与は幼児の咳嗽を軽減するとされているが,わが国では処方されることは少なく,まとまったデータはない.今回,咳嗽を主訴に受診した幼児を対象にハチミツを投与し,アンケート調査によってその効果を調査した.また,実際の投与方法や,患者満足度,投与後の状況などの調査も行い,結果を発表する.


<< 前の演題 |この研究会のTopPageに戻る| 次の演題 >>