2002年秋に日本小児アレルギー学会から「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン 2002」が発表され、以下の記述は、乳幼児の小児気管支喘息の長期管理に関する薬物療法のプランを立てる際には使われていません。
このページを作成した時点での最新のガイドライン「小児気管支喘息の治療・管理ガイドライン2002」をまずご覧下さい。
呼吸の状態 生活の状態 遊び 睡眠 機嫌(会話) 食事 小発作 軽い喘鳴がある
軽い陥没呼吸を伴うこともある。普通 普通 普通(普通に会話する) 普通
中発作 明らかな喘鳴と陥没呼吸を認め、呼吸困難がある。 やや困難 時々、目を覚ます やや不良(話しかければ返事をする やや不良
大発作 著明な喘鳴、呼吸困難、起座呼吸を呈し、時にチアノーゼを認める。 不能、またはそれに近い状態 不能、またはそれに近い状態 不良(話しかけても返事が出来ない) 不良、またはそれに近い状態
- (注意)
- 1.発作の程度は主に呼吸の状態で判定し、他の項目は参考事項とする。
- 2.呼吸音減弱、意識障害(興奮、意識低下、疼痛に対する反応の減弱等)は危険な徴候である。