行政の規制によらない民間により、インターネット上で医療情報を発信する場合の自主的ガイドラインをまとめ国内で初めて提唱した団体。またこのガイドラインの普及にもつとめている。

次のURLで同協議会の発足した趣旨が述べられている。
http://www.jima.or.jp/index.html　日本インターネット医療協議会

本協議会はインターネットなどの通信ネットワークを利用して行われる医療や、福祉、介護関連情報の提供並びに相談、また遠隔医療等のサービスの提供に際して、利用者の権利、利権を保護し、高度の情報化社会にふさわしい価値あるサービスを提供、享受する環境を整備することで、インターネット医療の健全なる推進発展をはかり、ひいては国民の医療福祉の向上に貢献することを目的として発足しました。

次のURLで同協議会が定めた医療情報発信者のガイドラインが述べられている。
http://www.jima.or.jp/jimaprinciple.html　「医療情報発信時の利用者告知」

「医療情報発信時の利用者告知」 1　情報提供者の氏名又は名称、住所及び電話番号が明 示されている。 2　電子メール又は電話、FAX等により掲示情報に対する 問合せ窓口が設置されている。 3　営利、非営利の目的を問わずインターネットを利用 してなされる、診断、治療、助言、相談等の行為を含む 全ての情報の提供において、利用者が正しく情報を選 択、利用できるよう以下のような配慮がなされている。 　(1)提供された情報の内容が、必ずしも常に正しく、 すべてのものに有効とは限らないということが告知され ている。 　(2)上記を踏まえ、情報利用の結果、万一利用者が不 利益を被ったとしても、虚偽、または善意によらない意 図を持って情報提供が行われた場合を除き、基本的に は、利用者側の自由な選択、判断、意思に基づき情報の 利用がなされたとみなす、いわゆる「情報利用における 自己責任原則」が告知されている。