第17回近畿外来小児科学研究会:開催日 2009-11-08
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演題
外来でみる細菌性腸炎の臨床像
所属・演者
愛育小児科(徳島市) 平岡政弘
抄録

 過去3年間に当院を受診し、下痢、粘血便、腹痛、嘔吐、発熱などの症状から細菌性腸炎を疑われた小児症例の臨床像を後方視的に検討した。便培養により87例で病原菌を同定した。その内訳はCampylobacter58例、下痢原性大腸菌23例、Salmonella4例、Campylobacterと下痢原性大腸菌の混合感染2例であった。ベロトキシン陽性のEHECは1例にみられた。月別に発生数をみると5月から7月までの3ヵ月間に43例と約半数を占めた。


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