第16回近畿外来小児科学研究会:開催日 2009-04-12
<< 前の演題 |この研究会のTopPageに戻る| 次の演題 >>
演題
小児科診療現場でのちょっとした工夫
所属・演者
西藤小児科こどもの呼吸器・アレルギークリニック(守山市)  ○西藤由美子(薬)、西藤成雄(医)
抄録

当院での診療の工夫を2点紹介する。

(1)ハンドラップ

 注射部位を消毒するためのアルコール綿は、壺からのエタノールが絶えず気化し消費が激しい。そこで、「ハンドラップ」を使用し最小限のエタノールを汲み出しエタノールの使用を抑えている。

(2)加圧式定量噴霧式吸入器の残量計測

 気管支喘息の治療などに用いられる加圧式定量噴霧式吸入器(pMDI)は、残量の把握が困難である。そこで使用中のpMDIを受診時に毎回持参してもらい、重量測定により残量の説明を行っている。それにより超過使用の防止や適正使用の指導に役立った。


<< 前の演題 |この研究会のTopPageに戻る| 次の演題 >>