第14回近畿外来小児科学研究会:開催日 2008-04-20
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演題
「麻しん制圧に向けて」高砂市の取り組み
所属・演者
高砂市医師会  小林 謙
抄録

 2006年6月から、MRワクチンによる第1期及び第2期の2回接種が始まりました。2007年春には、10代(中高生や大学生)での麻しん流行がみられ、関東地域から全国に広がり、今春においても全国各地域での麻しん流行が危惧されている現状です。そんな中、2007年8月厚生労働省において、麻疹排除計画が策定されました。2008年1月からは、麻しん風しんは全数把握疾患に変更され、2008年4月からは、5年間の時限措置として第3期と第4期も開始されることとなりました。

 これを機に、麻疹排除に向けた本格的な取り組みが求められています。麻しんへの対応をめぐるこの目まぐるしい変化の中、「麻しん制圧に向けて」各市町・各医療機関ではいろいろと対応を考えておられると思います。今回、第1期及び第2期の取り組みとその結果について、第3期及び第4期の取り組みについて、高砂市のおける現状を報告します。


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