第7回近畿外来小児科学研究会・一般演題抄録
演題
2.超音波エコーを用いた副鼻腔炎の診断
演者
○小島崇嗣1)、谷内昇一郎2)
所属
1) 小島医院(三木市)、2) 関西医科大学小児科
抄録
 近年の小児科外来疾患の変質は著しい。アレルギー性鼻炎の増加に伴い、副鼻腔炎は小児科外来疾患の上位を占めるに至った。鼻が止まらない。咳が続くと訴える患児の多くは副鼻腔炎を合併しており、通常の処方には反応が乏しく、治療に難渋することが多い。このような症例は、しばしば中耳炎や気管支喘息を合併するやっかいな存在でもある。当院では、本疾患の診断と治療経過を評価する方法として鼻鏡による観察と同時に超音波エコー検査を行っている。エコー検査は簡単でだれでも使用可能であり、苦痛を伴うことなく繰り返し行うことができるために増悪を繰り返す副鼻腔炎の診断に適している。今回は、副鼻腔炎のエコー所見と治療に伴うエコー像の変化を提示したい。