他の医療機関を受診される際に

お子さんの容態に合ったお薬をもらうには、先生の腕前も大事ですが、上手くキチンと説明できるかどうかが、その成功の鍵の半分を握っています。初めて会う病院の先生とのお話は緊張します。でも要点よく説明すればそれ程難しくはありません。以下の事柄が説明するときのポイントです。

◆ いま最も困っている事から話す.
「主訴」といってどのお医者さんも、患者さんが訴える最も困っている事から取り組んでいきます。経過を一部始終詳しく説明しようとして、結局、一番大事な症状が分かりにくくなることがあります。

◆ 最も高かった熱をまず説明する.
熱に限らず、症状でも最も著しい症状から話して下さい.

◆ 発熱が続いているときは必ずグラフにする.
説明を聞いていても分からないことがよくあります。グラフにすると一目で分かります。経過が長いときは必ず準備して下さい。

◆ 普段の様子と比べて違うことを話す.
体質や習性についての相談は、普段診てもらっている先生に相談して下さい.

◆ いま内服しているお薬の説明書を必ず持参.
前のお医者さんでもらったお薬の色や形、性状(粉やシロップ)を説明しても無駄です。お薬を出されたときに一緒に渡されたお薬の説明書を持参して下さい。

◆ 持病があれば必ず告げる.
熱性ケイレンや喘息、特定のお薬が使えない場合は最後に言い添えて下さい。

期間中にどうしても診察が必要な方は、下記の医療機関にお問い合わせ下さい。受診される際は必ず電話で診療時間と診療科を確認して下さい。また保険証やマル福カード、そして当院での処方内容の説明書、そして記録されていれば熱のグラフなどを忘れないようにして下さい。

 ■ 守山市民病院    Tel. 582-5151
 ■ 野洲病院      Tel. 587-1332
 ■ 済生会滋賀県病院  Tel. 552-1221
 ■ 草津総合病院    Tel. 563-8866
 ■ 守山市野洲郡休日診療所 Tel. 583-5580

 ■ 救急医療情報案内  Tel. 553-3799

記載:2003/08/06


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 西藤こどもクリニック