インフルエンザ終息宣言

今冬のインフルエンザの流行について、厚生省は26日、「患者数が減少に転じ、近く終息する」との予測を発表し、事実上の「終息宣言」を出した。

 同省がまとめた全国調査結果によると、幼稚園、小、中学校、高校から今月14−20日の1週間に報告された患者数は13万5929人。前週の14万9235人と比べると、1万3000人以上減った。同省によると、全国のどの地域でも、減少傾向をみせている。

 今冬の流行は、例年通り1月中旬から本格化。1月10−16日に1974人だった患者数が、翌週の同17−23日には2万6349人に急増して以来、増加の一途をたどってきた。

 通算の患者数は54万9148人。過去10年で最大の流行だった昨年同期の約122万人の半分以下にとどまっている。

【参考】厚生省のホームページ

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