吸入の方法

ここでは、自宅に吸入器をお持ちの場合に一般的な使用方法について説明します。喘息の重症度やその時の症状に応じて主治医の先生は量やお薬を変更されたりするので、必ずしも以下の説明通りではありません。これはあくまでも参考にして主治医の先生の指示にしたがうようにして下さい。
普段の吸入(非発作時)

普段の喘鳴が聞かれない状態での吸入です。決められたお薬を内服するつもりで、1日2回定期で吸入して下さい。普段から吸入しておくことで喘息発作を抑え”ゼロ・レベル”を維持していきます。

薬剤 小児 成人
0〜7歳8歳以上
 インタール 1 ml1 ml2 ml
 メプチン 0.05 ml0.05 ml0.1 ml
発作時

軽い喘鳴や少し咳がでてきたときに吸入です。普段定期的に行う吸入とメプチンなどの気管支拡張剤の量が違います。最低3時間以上あけて吸入して下さい。

吸入をしてもすぐに呼吸困難や喘鳴が出現する場合は、医療機関をすぐに受診して下さい。自宅で我慢していて医療機関の受診が遅れないようにくれぐれも注意して下さい。

■ 必ず「吸入に関する注意事項」も読んで下さい。

薬剤 小児 成人
0〜7歳8歳以上
 インタール 1 ml1 ml2 ml
 メプチン 0.1 ml0.1 ml0.2 ml

こどもと喘息 >> 治療の概略 >> 電動式ネブライザーで用いる吸入液
 西藤こどもクリニック