デュオペーサー

※ このページで紹介している「デュオペーサー」は、日本小児アレルギー学会が発行する「小児気管支喘息 治療・管理 ガイドライン2008」より、汎用性があり空気力学的ならびに臨床的検討がなされているものを用いることが望ましいとされたことから、平成24年3月末に「大日本住友製薬株式会社」並びに「MSD」株式会社からの提供は中止となりました。
取扱会社名
大日本住友製薬株式会社、MSD株式会社

使用可能なpMDI
キュバール(吸入ステロイド薬),アイロミール(気管支拡張剤)

[デュオペーサー]

2005年4月からマスク(小児用)が付きました。年齢毎のスペーサーやマスクの有無は、以下を参考にしてください。

年長児(6〜15歳)
スペーサーなし
幼児(2〜5歳)
デュオペーサー
乳児(2歳未満)
マスク付きデュオペーサー


さらに小さなマスクの乳児用のデュオペーサーも用意されています(下図)。マスクの素材が少ししっかりとしました。

[デュオペーサー Sサイズ]

所感
長い間、名称を「デュオペーサー」と思っておりました。正確には「ス」は余分で、「デュオペーサー」です。

無償でマスク付きのスペーサーが配布されている事は大歓迎です。キチンとお子さんが吸いこんでくれたかどうかは弁の動きでご家族は確認されているのですが、マスクに付いている弁の動きがいまひとつ良くなくて、ちょっと残念なところです。廉価なマスクですのでそこまで期待するのは酷かもしれませんが、次の製品で改良をお願いしたいと思います。

このページで使われている画像は大日本住友製薬から頂戴しました。

最終修正:2012.02.01


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